シマノ ワイゾン111Sはサーフで使えるか?|ヒカゲ125Sとの違いも解説

シマノのエクスセンスシリーズから登場したワイゾン111S ジェットブーストは、秋の大型ベイトパターンを意識した40gのシンキングペンシルです。

全長111mmのボリュームあるボディに、小型リップとハイブリッド重心移動システムを搭載。

中層を安定して引きやすい設計が特徴です。

シーバス用ルアーとして開発されたワイゾン111Sですが、遠州灘のような遠浅サーフでは、ヒラメやマゴチ、青物を狙うルアーとしても使えそうです。

この記事では、ワイゾン111Sの特徴や遠州灘サーフでの使い方、ヒカゲ125Sとの違い、カラー展開について解説します。

ヒラメくん

シーバス用のルアーでワイ達を釣ろうとしてやがるのか?

KENGO

遠浅の遠州灘でもボトムに張り付きすぎず、浅い中層を長く通せそうなんだよね

ヒラメくん

それってあなたの感想ですよね

目次

ワイゾン111Sの基本スペック

SHIMANO公式サイトから引用
内容
製品名エクスセンス ワイゾン111S ジェットブースト
全長111mm
自重40g
タイプシンキング
最大飛距離70m
沈降速度31cm/秒
レンジ50〜100cm前後
フック#2×2
価格2,530円(税込)

ワイゾン111Sは秋のイナッコ、サッパ、コノシロなど、大型ベイトに合わせやすいファットボディを採用しています。

SHIMANO公式サイトから引用

アクションは、S字寄りのテールスライド。

強く水を押すというよりも、ナチュラルにスライドしながら泳ぐタイプです。

また小型リップが水を受けることで、シンキングペンシルにありがちな浮き上がりを抑え、流れの中でも中層をキープしやすくなっています。

SHIMANO公式サイトから引用

遠州灘サーフで使いやすい理由

遠州灘サーフは遠浅の砂浜が広がるエリアとして知られています。

場所によって水深は異なりますが、1〜3mほどの浅い場所も多く、波打ち際から近い位置にヒラメやマゴチが潜んでいることもあります。

このような遠浅サーフでは、ルアーを遠くへ飛ばせるだけでは十分ではありません。

ルアーが沈みすぎると、すぐにボトムへ到達してしまうからです。

特に水深が1〜2m程度しかない場所では、メタルジグのように沈下の速いルアーを使うと、底を擦りながらの釣りになりやすくなります。

ボトムを取れることは重要ですが、魚が中層まで浮いている状況では、ルアーを横方向へ長く通すほうが有効な場合もあります。

ワイゾン111Sの沈降速度は31cm/秒

単純計算では、水深1mなら約3.2秒、1.5mなら約4.8秒、2mなら約6.5秒で沈みます。

実際には波や潮流、ラインの角度によって沈む速度は変化します。

しかし、40gのルアーでありながら、着水直後から急速にボトムへ突っ込むタイプではありません。

小型リップによって浮き上がりを抑えつつ、浅いレンジを横方向に探りやすい点が、遠浅サーフでの強みになります。

沈降速度を踏まえた使い方

ワイゾン111Sは、着水後のカウントダウンで探るレンジを調整できます。

水深の目安使い方
1m前後着水後すぐに巻き始める
1〜1.5m1〜3秒沈めてから巻く
1.5〜2m3〜5秒沈めて中層を探る
深いヨブやブレイクカウントを増やしてレンジを入れる

水深1m前後の浅場では、着水後に沈めすぎないことが重要。

まずは着水直後から巻き始め、底に触れるようならリトリーブ速度を上げる。

水深1.5〜2mほどある場所では数秒沈めてから巻き始める。

反応がなければカウントを増やし、魚がいるレンジを探っていきます。

遠浅サーフでは沖だけでなく手前のブレイクや波打ち際にも魚が入ります。

遠投したあともすぐに回収せず、ルアーが手前までどのように泳いでいるかを意識することが大切です。

遠州灘の釣行記事でも、手前の浅いプール状のエリアや、波打ち際のブレイクが狙い目として紹介されています。

サーフで狙える魚

ヒラメ

ワイゾン111Sは、ヒラメを中層から探りたい場面で使いやすいでしょう。

・沖のブレイク

・離岸流

・潮目やヨレ

・ベイトが中層を回遊している場所

・ヒラメが浅場へ差しているマヅメ時

ヒラメ狙いでは、必ずしも毎回ボトムを取る必要はありません。

活性の高い個体がベイトを追って浮いている状況では、底から少し上のレンジを長く通すことで反応を得られる可能性があります。

一方、ボトム付近を丁寧に探りたいときは、ワームやメタルジグと使い分けるのがよいでしょう。

マゴチ

マゴチはボトム付近で捕食することが多いため、ワイゾン111Sを使う場合は、着底後の短いリフト&フォールや、底付近を意識したリトリーブが中心になります。

ただし、遠浅エリアで40gのルアーを沈めすぎると、ボトムを擦り続ける可能性があります。

マゴチを主に狙うなら、ワイゾン111Sだけでなく、ジグヘッドワームやメタルジグもローテーションしていきましょう。

青物

ワイゾン111Sは、ワカシ、イナダ、ショゴ、サゴシなど、小〜中型青物にも応用できます。

111mm・40gというサイズは、秋に大型ベイトを追う回遊魚にも合わせやすく、サーフから沖の潮目やナブラを狙うときにも使えます。

ただし、ワイゾン111Sは青物専用ルアーではありません。

対象魚のサイズによっては、フックやリングの強度を確認し、必要に応じて交換してください。

ヒカゲ125Sとの違い

シマノには、ワイゾン111Sと近い40gクラスのシンキングペンシルとしてヒカゲ125S ジェットブーストもあります。

ヒカゲ125Sは125mm・40gで、テスト環境下では最大96mの飛距離が紹介されています。

ジェットブーストと固定ウェイトを組み合わせたハイブリッド構造により、遠投性と着水後の水平姿勢を両立する設計です。

項目ワイゾン111Sヒカゲ125S
全長111mm125mm
自重40g40g
最大飛距離70m96m
得意な釣り浅場、中層、流れ遠投、広範囲、青物
主な特徴小型リップ、レンジキープ遠投、水平姿勢
遠浅サーフ扱いやすい沈めすぎに注意
強風時状況次第有利

飛距離を重視するならヒカゲ125Sが有利です。

強い向かい風の中で沖のブレイクや潮目を狙う場合、最大96mの遠投性能は大きな武器になります。

一方、遠州灘の水深2m未満の遠浅サーフではワイゾン111Sのほうが扱いやすい場面があります。

遠くへ飛ばしても水深が浅ければ、ルアーはすぐにボトムへ到達します。

ワイゾン111Sは、40gの遠投性能を持ちながら、沈降速度と小型リップによって、浅いレンジを長く引きやすい点が魅力です。

使い分けるなら、以下のようになります。

状況・目的使い分け
遠浅のシャローや凪〜弱風ワイゾン111S
水深のあるヨブや沖のブレイクヒカゲ125S
ヒラメを中層から探るワイゾン111S
強風時や遠くのナブラを狙うヒカゲ125S
シーバスの流れやドリフトワイゾン111S
青物を広範囲にサーチヒカゲ125S

なお、ヒカゲ125Sはヘビーシンキングペンシルですが、ワイゾン111Sのような沈降速度の数値は確認できる公式情報では見当たりませんでした。

そのため、両者の沈下速度を数値で断定するのではなく、ワイゾン111Sは浅いレンジを管理しやすい、ヒカゲ125Sは遠投して深いレンジにも入れやすいと整理するのが適切です。

ネッサとは異なるカラーも魅力〈全9カラー〉

ワイゾン111Sは、スペックやアクションだけでなく、カラーバリエーションにも注目したいルアーです。

サーフ専用ブランドであるネッサには、ヒラメやマゴチを意識したナチュラル系、チャート系、グロー系などのカラーがあります。

一方、ワイゾン111Sには、エクスセンスらしいフラッシング系や強アピール系のカラーも用意されています。

ネッサのルアーを中心に使っているアングラーにとっては、これまでとは違う方向性のカラーを追加できる点が魅力です。

カラーは、状況に合わせて次のように使い分けられます。

状況選びたいカラー
晴天・澄み潮の日中マルチフラッシュなどのフラッシング系
朝夕のマヅメフラッシュライムなどのアピール系
ベイトに合わせたいときイナッコ系、ナチュラル系
濁りや曇天チャート系、パール系
光量が少ない時間帯濃色系、シルエット系

ネッサとは異なる色調のルアーをローテーションに加えられるため、サーフでカラー選びに変化をつけたい人にも向いています。

使用者の反応(インプレ)

発売直後のSNSや販売店の投稿では、ワイゾン111Sについて以下のような点に注目する反応が見られます。

秋の大型ベイトに合わせやすそう

40gなのでサーフでも遠投しやすそう。
S字寄りのテールスライドにも期待できる

中層を探りやすそう。

ネッサとは違うカラーが魅力

ただし、現時点では入荷案内や製品紹介が中心で、長期使用による釣果や耐久性を詳しく検証した情報はまだ限られています。

今後、実釣での使用者レビューが増えれば、飛距離、レンジキープ力、サーフでの釣果について、さらに具体的な評価ができそうです。

まとめ

シマノのワイゾン111S ジェットブーストは、全長111mm・自重40gの大型シンキングペンシルです。

秋の大型ベイトに対応するボリューム感と、S字寄りのテールスライドアクションに加え、小型リップによって中層をキープしやすい点が特徴です。

遠州灘のような水深2m未満の遠浅サーフでは、40gの遠投性能を持ちながら、浅いレンジを横方向に探りやすい点が強みになります。

ヒラメやシーバスを中層から狙うなら、ワイゾン111Sが使いやすいでしょう。

一方、強風下での遠投や、沖のブレイク、青物を広範囲に探る場合は、最大96mの飛距離を持つヒカゲ125Sが有力です。

遠州灘では、ワイゾン111Sを遠浅シャロー・中層攻略用、ヒカゲ125Sを遠投・深場・青物用として使い分けると、それぞれの特徴を活かせます。

さらに、ネッサとは異なるカラーバリエーションも、ワイゾン111Sを選ぶ理由のひとつになるでしょう。

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この記事を書いた人

遠州灘へ週3ペースで釣行しています。フラットフィッシュの他に青物、太刀魚など遠州灘で釣れる魚を追いかけ続けています。サーフ歴は4年目に突入しました。過去に座布団ヒラメ2枚、ブリなどを釣りました。

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