サーフフィッシングでのメインターゲットとなるヒラメは、季節によって釣果に差はありますが1年を通じて釣ることができます。
また、産卵時期となる春から夏にかけては荒喰いが起こりやすい時期。
しかし春のヒラメは、ただ釣れる季節ではありません。
産卵を前に浅場へ差してくる個体、体力を蓄えようと荒食いする個体、産卵後に一息つく個体が入り混じる、まさに海が動く時期です。
サーフで一枚を狙うなら、ただの回遊待ちではなく、ヒラメの一生の流れを読むことが釣果を分けます。
ということで今回の記事はヒラメの産卵時期や生態を追っていきます。
ヒラメくんそれを知ったところでどうする気だい?



ヒラメの数は減ってきているって聞いたことがあるし考えるきっかけになればなと!



考えなくていいから釣りやめろて
ヒラメの産卵時期と場所
ヒラメの産卵期は地域で少し違います。日本の中部(関東・東海あたり)では3〜7月、北部(東北・北海道)では6〜8月。
水温14〜21℃の浅い海(水深20〜50m)がメインで、砂や小石の底を好みます。
そして夜中(特に0〜3時)に卵をばらまきます。
メスは1回に数十万個の卵を産み、春〜夏の間に何度も繰り返して、1シーズンで数百万〜数千万個も!
オスと一緒に海中に放出するばら撒き型です。



おまえらと違ってばら撒けるんやで



オスのテクニックが肝じゃん
ヒラメの寿命は?
ヒラメの寿命は一般的に10年を超えるものから20年程度の長寿な魚です。成長が早く、1年で10数cm、5年で50-55cm程度に成長し、最大で1m・10kgを超えるものもいます。
卵から赤ちゃんヒラメまで
卵は水温15℃前後で約2〜3日(36〜53時間)で孵化。
孵化直後は全長2mmのちっちゃい仔魚で、卵黄(お腹のエサ)をつけて浮遊生活を始めます。


孵化から成魚になるまで
孵化後12日:3mm、浮かんでる。
22日:10mm、右目が移動開始。
40日:20mm、底に着く。
63日:40mm、大人形態に変態完了。


この間、プランクトン(小さなエビなど)を食べて急成長。
成長速度の目安
| 年齢 | 体長目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 1年 | 30cm | 速い成長期のスタート |
| 2年 | 40cm | オスはここで成熟し始める個体多し |
| 3年 | 50cm | メス優位に大型化傾向 |
| 4年 | 60cm | オスは成長頭打ち傾向 |
| 5年 | 70cm(座布団級) | 成長速度が緩やかになり始める |
| 10年超 | 80cm+ | メス中心、環境次第で10年以上要す |
ヒラメは幼魚期が爆速で育ちます。
オスは成長が早く止まりやすく、メスはどんどん大型化。
年間10〜30cm伸び、養殖だとさらに早いとされています。
産卵期の食べっぷりと行動
産卵前:栄養ため込みでガツガツ食う。
産卵中:夜の交尾・産卵で少し食欲ダウン、体力消耗。
産卵後:回復してまた活発に。浅場に集まるからサーフ釣りのチャンス!
メスは卵巣が重く疲れやすいのも特徴です。
オスとメスの見分け方
外見では判断することはほぼ無理。
60cm超はメス率は高いが確実ではありません。



お前らみたいにきっしょいやつぶら下げてないからな!
釣りでは70cmオーバー=メス親魚と推測してリリースする人も。



そんなこと言ってたら40cm未満もリリース推奨だし食べれるのないじゃん



食わなくていーの!
サーフ釣りへ落とし込むと
産卵期(春〜夏):浅場に大型メス集結。
30〜40cm:1〜2年魚。
70cm超:5年超の大型ヒラメ。
産卵フェーズで食い気変わるから、水温チェックを。
リリースで資源守ろう!ヒラメのライフサイクルは面白いよね。海の神秘を感じて、楽しく釣りを楽しもう!






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