オーディン95Sと130Sは、バスデイからリリースされた飛距離と操作性を高い次元で両立したヘビーシンキングペンシルで、サーフで遠くからしっかり引いてきたい場面で真価を発揮するルアーです。
今回の記事はオーディンの使い方やインプレのほかに、他のシンペンとの違いも深堀りしていきます。
ブリざえもんオーディンですか、このルアーもよく釣れると聞きますね。
でも他のシンペンと何が違うのやら。



そうだね、釣れる理由とオーディンの特性を調べてみるよ!



これはまさにシンペン調査ですな!
オーディンはどんなルアー?


オーディンはバスデイがリリースするヘビーシンキングペンシルで、メタルジグ並みの飛距離と、シンペンらしいナチュラルなアクションを両立させた設計が特徴です。
圧倒的な遠投性能を持ちながら、リトリーブ開始と同時に素直に浮き上がるよう設計されており、100m近い沖のレンジでもしっかりと誘い続けられるのが強みになっています。
サーフでの対象魚はヒラメ・マゴチといったフラットフィッシュに加えて、青物やシーバス、オオニベまで幅広く対応したシルエットとウエイトバランスです。
一般的なシンペンよりもヘビー級に属するため、向かい風や横風がきつい状況でもラインスラッグを抑えやすく、波のヨレの中でもアクションをイメージしやすいのも魅力です。


オーディン95Sと130Sのスペック
| オーディン95S | オーディン130S | |
|---|---|---|
| 全長 | 95㎜ | 130㎜ |
| 重量 | 30.5g | 41.8g |
| フック | #5 | #4 |
| スプリットリング | #4 | #4 |
| 価格 | ¥2,200(税抜¥2,000) | ¥2,365(税抜¥2,150) |
| 主な特徴 | 130Sをダウンサイズした食べ頃サイズ。ヘビーシンペンの部類で飛距離と扱いやすさを両立。 | MAX100m超の遠投性とフラットから青物まで探れる重量級シンペン。 |
オーディンには130mmクラスのフルサイズモデルと、それを食べ頃サイズまで落とし込んだ95mmクラスの2サイズがラインナップ。
95Sは130Sからの単純な縮小ではなく、30.5gというウエイトに調整することで、キャスト時にロッドに乗せやすくしつつ飛行姿勢を安定させる重心設計がされています。
一方、130Sは41.8gの自重と空気抵抗を抑えたボディ形状により、メタルジグ並みの飛距離とされる最大100m超のキャスト性能を持ち、なおかつリトリーブでしっかり浮き上がるようチューニングされています。
それぞれのオーディンが適したシチュエーションと使い方
オーディン95Sの使い方
オーディン95Sは、30gクラスながら95mmというコンパクトなシルエットのため、これらの状況のサーフで特に活躍します。
遠浅サーフで沖のサンドバーやかけ上がりを撃ちたいとき、また風が強くPEが煽られる状況でラインスラッグを抑えたいときに選びたいルアーです。
使い方としては、基本はフルキャストして任意のレンジまでカウントダウンし、ただ巻きでOK。
巻き速度を少し変えるだけでアクションの幅が出るので、流れに対して同じコースをスロー〜ミディアムで引き分けていくイメージで通すと、ヒラメやマゴチのバイトを拾いやすくなります。
また、シャローで扱う時は着水後すぐに巻き始めて表層〜中層を、やや崩れ気味の波の外側やブレイクを攻めたいときは数カウント沈めてからボトム付近をトレースするイメージで。
向かい風や横風などの風が邪魔な日にはオーディン95Sをメインにして、飛距離とラインコントロール重視の釣りを組み立てると他の軽量シンペンでは届かない、沈みにくいレンジを攻略することが可能となります。
オーディン130Sの使い方
130Sはこういった場面にマッチ。
MAX100m超の遠投が可能な設計のため、潮目や離岸流のヨレ、沖のブレイクラインが遠いポイントでも、メタルジグに近い感覚で撃ち込んでいけるのが強みです。
使い方の基本は95S同様、フルキャストからのカウントダウン+ただ巻きですが、130Sは自重が40gオーバーあるため、波気のあるコンディションでもしっかり水を噛ませながら引いてこれます。
早巻き気味にして青物を狙うもよし、ややスロー気味にしてボトム付近でヒラメ・マゴチや大型シーバスを狙うもよしで、巻き速度とレンジコントロールでターゲットを切り替えやすいルアーです。
また、磯やテトラ周りのように足元まで水深があるエリアでは、着水後にしっかり沈めてからリフト&フォールを混ぜると、フォール中のバイトも拾いやすいとされています。
重量級ながらリトリーブ開始と共に素直に浮き上がるよう設計されているので、遠投先の根周りでも根掛かりをある程度抑えながら、ボトム〜中層を丁寧に通せるのが安心感につながります。
使用者レビュー



オーディン130Sは100mクラスの飛距離が出せて、空気抵抗の少ないボディ形状でとにかく投げやすい。
トレブルフック3本でヒラメのフッキング率が高く、サーフで非常に使いやすい。



オーディン95S、アスリート105SSP、ぶっ飛び君95Sとシンペン3本並べて、飛距離を出すならオーディン95S。



オーディン95Sは飛行姿勢がよく、着底が取りやすくて使いやすい。
泳ぎも手元に“ブリブリ”と伝わるくらいで、引き心地も良い。
他のシンペンとの違い
シンキングペンシル全般の特徴は、よく飛んで、しっかり沈み、巻けば浮き上がるという点に集約されますが、オーディンはその中でも飛距離とヘビーウエイトに明確な特徴があります。
例えば、サーフ用の代表的な95mmクラスのシンペンとしてぶっ飛び君95Sなどがありますが、オーディン95Sは後方重心かつ30gクラスの重量で、特に強風下や遠浅サーフでの飛距離・沈下スピードに優れているといったポジションです。
他のシンペンが「飛んで、ふわっと浮き上がる」イメージだとすると、オーディンは「飛んで、しっかり沈み、必要なレンジを外さずに引き続けられるヘビーシンペン」というに役割りとなります。
さらに、ヘビーウエイトによる適度な引き抵抗があることで、サーフの波や流れの中でもルアーの状態を把握しやすく、ラインテンションを保ったまま操作しやすい点も他シンペンとの違いとして挙げられます。
まとめ
オーディン95Sと130Sは、どちらも遠くをしっかり探ることに特化したヘビーシンキングペンシルで、飛距離・レンジキープ力・操作性のバランスに優れています。
95Sはコンパクトシルエットと30.5gの重量で向かい風の遠浅サーフ、ベイトが小さい状況で扱いやすく、ヒラメ・マゴチ狙いを中心にサーフゲームの軸になるサイズ感です。
一方の130Sは41.8gクラスの自重と空気抵抗を抑えたボディにより100m超の遠投性能を備え、沖の潮目やブレイク、サーフの青物混じりゲームまで対応できるパワフルな一本として組み立てやすいルアーです。
他のシンペンと比べてもウエイトと飛距離性能が頭一つ抜けているため、風が強い日や沖のポイントが遠いフィールドほどタックルボックスから出番が増えるルアーとして、サーフアングラーなら1本は持っておきたい存在だと感じます。











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